舟山和秀のブログ

ときめきと安らぎに彩られた素敵なひと時を

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前回のつづき

有償の著書が買えない小学生からの陳情で無償で著書の内容をネットで公開した事について色々と考えてみました。

結論から言うと、このムーブメントが良いか悪いかは僕には判断出来ませんでした。

例えば今まで普通の営業をしていたけれど、親の育児放棄で栄養状態が悪い子供を見かねて無償で飲食物を提供する店舗が現れればその運動は最初は称賛されるでしょうが、現在の日本で生活保護を必要としている人たちがどのような扱いを受けているかを考えると、結局はそういうお店で食べ物をもらっている子供がいろんな方向からいじめられる日が来るまでそんなにかからないと思います。

困っている人が救われる為にはもちろん困っている人への善意も必要ですが、それとは別に困っている人を救う制度に対する理解も必要だと思うのです。

そして世の中でおそらく一番強力な制度(ルール)の金銭を介在しない活動ももちろん大切だけれども、金銭を否定した上に成り立つ行為というものが長期にわたり広範に世の中を救済していけるのかなと思ったりもします。

とはいえこの著作物は無償公開をきっかけに有償販売で大ベストセラーになったとの事なので、ちゃんと経済的にも成立しうる善意なのだとの見方が出てきて、これについては佐藤秀峰さんや赤松健さん、そして他のジャンルを見てもコンテンツが有償と無償とで並行して提供されていく(*)流れはこれから広がっていくだろうなと思います。

(ちなみに渦中の著者は他のクリエイターに無償提供を強要してはいけないとサイトの末尾に書いています)

あとあまり指摘されない事ですが、当初(紙に印刷して)最大限の効果を発揮するようにインクなどを調達したらしいので、それが「全部」モニターの画面で見られる様になったからと言ってこの「絵本」を譲ってもらった事にはなってはいない。その意味で意地悪な見方をすれば結果的に「お互いコストゼロで」かつ「全部が見れる」という宣伝手法が成功したという事になるのかもしれませんし、逆にこれが貧富の差を乗り越えてみんなが幸せになる道筋と今後はなっていくのかもしれません。

もちろん今回の件は著者の方の純粋な気持ちでなさった事であって、こういう言われ方は心外なのでしょうけれど…。

 

最後になりますが、売れようが売れまいが「ワシの本はこれだけの値打ちがあるのだっ」とのたまう変骨な作家も個人的には悪くは無いと思います。

 

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